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俺は、運をどこかに落としてたらしい。
〜運転手と警察官の華麗なる戦い〜
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いや、ちょっと待ってください。 |
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納得してなかったの？
いや、・・えー？ |
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この時間混んだことありませんよ。 |
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| 僕、交通課だから。 |
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５分。それ以上は違法だから。 |
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もうピークだって時にトイレが目に入ったら、
そりゃ入るね。 |
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・・そんなもん？そんなもん？ |
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| 僕だって子供の頃は遠足、運動会、どんな時も所構わず壊してた。 |
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どんなお守りよりも安心感を与えてくれた。 |
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逮捕する。
ちょっと待て！ |
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それから、
どこの誰だ、 |
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| なっちゃんは、やさしいんだぞ！ |
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惑わされるな。
俺の青春だー！ |
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何。
人を侮辱していいと思ってるんですか！ |
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弱い人間の気持ちを分かんないヤツが、・・あ、 |
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| 大丈夫ですか。 |
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大丈夫、大丈夫。いる？ |
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| 今まで日陰者だったあなた。 |
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あの花、何て言うか知ってる？ |
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| 荷物がベッドだったのも、奇跡。 |
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無駄にしたくないじゃないですか、山田さんの駐禁。 |
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| じゃ、すみませんが。 |
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あのベッド、高そうですね。
高いですよ。 |
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| じゃあ、交通課の方はこれで。 |
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余計なことかもしれませんが、
はい。 |
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| やっぱり飲んだ方がいいですよ。 |
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ご協力、ありがとうございます。 |
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