1 2 3 4 5 |
俺は、運をどこかに落としてたらしい。
〜運転手と警察官の華麗なる戦い〜
|
 |
・・・ |
|
あの、紙がなくて、・・コレあったんで。 |
 |
|
 |
えっと、じゃあ、ここに |
|
いや、・・えー? |
 |
|
 |
だったら、
僕、交通課だから。 |
|
社会の秩序を、
だから、はい。 |
 |
|
 |
次、免停なんです。
残念だったね。 |
|
あそこ、パーキングあるし。
パーキング? |
 |
|
 |
正露丸飲むとかね。
朝っぱらから飲めますか。 |
|
俺の人生をお前に否定される筋合いはない! |
 |
|
 |
事実は物事のそのまんま、真実はその事実から選ぶ事だ! |
|
好きな女の子に。「山田くん、正露丸くさい」って。 |
 |
|
 |
・・なっちゃんをバカにするなー! |
|
全校集会でウンコもらした時、先生を呼びに行ってくれたのもなっちゃんだ! |
 |
|
 |
アイドルだったからじゃないのか。
なっちゃんは天使なんだよ! |
|
忘れるんだ、なっちゃんを。
イヤだ。 |
 |
|
 |
弱い人間の気持ちを分かんないヤツが、・・あ、 |
|
正露丸に、あこがれてる。
何ですか、それは。 |
 |
|
 |
治った。あ、治った。 |
|
吸う?
は? |
 |
|
 |
あの花、何て言うか知ってる?
いえ。 |
|
人の命、預かってんだよね。
? |
 |
|
 |
駐禁で人命を救う。
勘弁してください。 |
|
もういいです。 |
 |
|
 |
じゃ、すみませんが。 |
|
やっぱり飲んだ方がいいですよ。 |
 |
|

|
・・考えときます。 |
|
前へ 次へ |
|